
栄養素がたっぷり
「畑の肉」とも言われるみその主原料「大豆」は、良質な植物性たんぱく質を豊富に含む食品です。大豆は発酵することによって分解され、約30%がアミノ酸になります。その中には、生命の維持に大切な必須アミノ酸を8種類も含有。ビタミンも生み出し、栄養的にも優れた食品へと生まれ変わるのです。
みそには他に、炭水化物、脂質、灰分、ビタミン、カリウム、マグネシウム、繊維質など、たくさんの栄養分も含まれています。これほど多くの栄養を含む食品は、ほかに例がないと言われるほど、「仙台みそ」は、すばらしい食品なのです。おいしいだけではなく、栄養補給という点においても理想的な食品なのです。

仙台みそのおもな栄養素
米みそ(中辛口・赤みその例)
塩分が気になるあなたに
「みその栄養や効果は分かるが、毎日食べると塩分が多いのに、本当に大丈夫なの?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、みそは調味料として使われるので、一度に大量に食べることはほとんどないのです。実際に計って比べてみると、みそ汁はお椀一杯で塩分1.4g。
一方、塩鮭は一切れ(80g)で食塩量6.5g、コーンポタージュは一杯(160g)で2.3gですから、その効果を考えればみその塩分含有量は決して多いとは言えないのです。
みそには大事な栄養素がたくさん含まれています。ですから一日一杯は具だくさんみそ汁を食べたいもの。また「味噌の三礎」という諺もあり、みそには味の素、命の素、美の素が含まれているという意味で、こんなにすごい効果のある食品は他に見当たりません。
昔人の知恵
みそは昔から「医者いらず」と呼ばれていた食品。江戸時代の食の解説書「本朝食鑑」の「味噌」の頃には、「腹中をくつろげ、血を活かし百薬の毒を排出する。胃に入って消化を助け、元気を運び、血のめぐりを良くする。痛みを鎮めて、よく食欲を引き出してくれる。嘔吐をおさえ腹下しを止める。また髪を黒くし、皮膚を潤す」と書いてあります。
現在、みそのおどろくべき効能は科学的に分析され解明されてきています。例えば、がん予防、胃潰瘍の防止、コレステロールの抑制、老化防止、消化促進、整腸作用、美肌効果、脳の新陳代謝促進、放射線物質の除去、高血圧防止等々、その効果は数えきれないほどあるのです。
日本人のDNA
このようなみそを、日本人はみそ汁というすばらしい方法で食べ続けてきました。
日本でつくられ始めたのは鎌倉時代のこと。禅宗の寺に中国からやってきた僧が、みそをすりつぶして湯に溶くようになったことから、みそ汁が誕生したのです。このことは、鎌倉武士の食習慣に革命を起こしました。現代では粗食の代名詞とも言われる「一汁一菜」です。意外にもみそは当時まで、武家や僧侶などの特権階級だけの食べ物だったのですから、「一汁一菜」は、すべての栄養価を含むごちそうだったということ。そうして江戸時代になると、みそは庶民にも普及してきました。もちろんこの食習慣も伝え継がれ、毎日の食卓にのぼるようになります。以来、みそ汁という簡便な方法もあったことで、みそが食べ続けられたのは、ただおいしいだけではなくて、様々な効果をもたらしてくれることを、人々は体験的に知っていたからなのです。
いわばみそは、日本人のDNAです。「壱汁満菜」具だくさんのみそ汁で、栄養的に、機能的にもすばらしい食生活を築きましょう。
地産地消
食の安全性・安心への関心が高まる中で、地域で生産された原料や製法など、素性が明らかな食品が注目されています。こうしたニーズに応えるためジョウセンは、みその原料である大豆や米を私たちが住んでいる県内から調達しています。
目の届く地元松山や隣接する米山など、生産者と契約栽培を行い「ミヤギシロメ大豆・ひとめぼれ米」の品種を指定し、宮城県の特別表示認証食品「eマーク」の認証を受けた地産地消のみそを醸造しています。

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